2005/05/31

スターバックス コーポレーション、サントリー
日本におけるRTDコーヒー製品の事業展開について業務提携を締結
― 年内にチルドカップコーヒーを発売予定 ―

スターバックス コーポレーション(本社:米国シアトル、CEO:ジム・ドナルド)とサントリー(株)(本社:大阪府、社長:佐治信忠)は、このほど、日本におけるRTDコーヒー製品の事業展開について、双方の基本合意に達し、業務提携契約を締結しました。
これにより、サントリー(株)は、日本におけるスターバックス ブランドのRTDコーヒー製品の製造・販売権を取得し、スターバックス コーポレーションはこれまでとは異なった販売チャネルで、新たな事業を展開していきます。今後は、両社がビジネスパートナーとなって事業を推進していきます。

サントリーは、缶コーヒー飲料市場において昨年6,000万ケースを超えるメガブランド「BOSS」を販売し、確固たるポジションを築いており、今後も成長が見込まれる、チルドコーヒー市場についても事業拡大の方向を検討していました。
一方、スターバックス コーポレーションは、1996年に日本第1号店を出店して以来、560に及ぶ店舗展開を果たしブランドを確立した現在、これまでとは異なった販売チャネルを通じて、お客様に新しい形で商品販売を展開する時期と判断し、米国においてすでに展開しているRTD分野での成功のノウハウをもとに新しい事業への着手を検討していました。
サントリーは、コーヒーに関する強いブランド力とスターバックス コーポレーションの国際的な情報力を活用できること、また、スターバックス コーポレーションは、サントリーのRTD分野における経験と実績を高く評価したことから、両社の意向が一致し、提携の合意に至りました。

今回の提携により、サントリーは、「スターバックス ブランドのチルドカップコーヒー」を年内に首都圏・コンビニエンスストア限定で発売する予定です。なお、今後、順次販売エリア・チャネルを拡大していくことを検討します。なお、「スターバックス ブランドのチルドカップコーヒー」の製造・販売に関しては、サントリー(株)が総発売元となり、タカナシ乳業(株)に製造を委託し、タカナシ乳業(株)の販売ルートを通じて販売する予定です。