2017/09/28

スターバックス 障がいのあるアーティストの作品で豊かな店舗空間作り
一般社団法人Get in Touchの協力を得ながら年間20店舗のアートワークを依頼
1店舗目 『スターバックス コーヒー 新丸ビル店』 2017年9月30日(土)リニューアルオープン

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社所在地:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口貴文)は、誰も排除しない「まぜこぜの社会」をめざす一般社団法人Get in Touch(東京都港区、代表:東ちづる)の協力により、2017年9月30日(土)にリニューアルオープンする『スターバックス コーヒー 新丸ビル店』のアートワークに、障がいのあるアーティストの発想豊かな作品を採用します。

阿山隆之さん

スターバックスが障がいのあるアーティストを起用する理由は、彼ら特有の感性溢れる作品のクオリティです。自由な発想から生み出される個性や多様性がスターバックスの世界観を新しい視点で表現しています。自閉症やダウン症など色とりどりの特性のあるアーティストで、国内外で高い評価を受ける方々は多く、一般社団法人Get in Touchを通じて紹介していただきます。今回の取り組みは、年間20店舗規模を目標に全国各地のスターバックス店舗で展開予定です。

新丸ビル店に展示する作品のアーティストは、特定非営利活動法人木馬(東京都八王子市、理事長:大庭憲弘)が運営する多機能型事業所(就労継続支援B型/生活介護)である「木馬工房」所属の阿山隆之さん。新丸ビル店のアートテーマ「生物多様性」に基づき、スターバックスから提供した写真から様々な創造力と着想を得た阿山さんは、すぐに創作を開始。コーヒー生産地であるコスタリカの様々な動植物や、豊かなコーヒー農園から一杯のコーヒーが私たちの手に届くまでのストーリーなどを、彩り鮮やかかつダイナミックに描きました。また今回彼の作品は、古材やスターバックス店舗で出たコーヒーの豆かす入りのボード等に描かれています。ボードは原料の約60%が再生材料で、表面に豆かすが見える状態で配合されることで温かみのある風合いとなっています。
サステナブル(持続可能性)な素材にダイバーシティを体現するアートは、ビジネス街にある新丸ビル店を利用するお客様の心を和ませ、新しいインスピレーションを与えてくれるでしょう。

今回の取り組みは、新丸ビル店を1号店として、今後全国各地のスターバックス店舗で展開してまいります。地元のアーティストとともに「誰もが自分の居場所と感じられるような空間」作りに努めてまいります。

【店舗情報】
■店舗名:スターバックス コーヒー 新丸ビル店
■住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビル
■営業時間:7:00-22:00
■席数:23席
■リニューアルオープン日:2017年9月30日(土)

【一般社団法人Get in Touch】
だれも排除しない「まぜこぜの社会」をめざして活動。マイノリティーPR・表現団体。アートや音楽、映像、ファッション、舞台などのワクワクするエンターテイメントを通じて、楽しく居心地のよい空間をつくることで、まぜこぜの心地よさを発信していきます。

【工房・アーティストプロフィール】
特定非営利活動法人木馬 木馬工房:八王子市役所の隣に位置し、店舗とギャラリーを併設。印刷・木工・ガラス部門やハーブ栽培などのほか、アート活動など日々メンバーの皆さんが通ってきて作業をしている。
阿山隆之(あやまたかゆき)氏:1973年東京都生まれ。1985年より木馬工房に所属。古い木材に焼きごてで輪郭線を描き、色鉛筆で彩色する独特のスタイル。「アジア・パラアートTOKYO」公募展入選、「ビッグ・アイアートプロジェクト」公募展入選など。