はじまり

1989年4月。スターバックス コーヒーの店に足を踏み入れた男性がいました。彼は、「世界のコーヒー」というパンフレットを手に取ります。そこには、コーヒーを生産する国や地域が地図に示されています。男性の名前はピーター・ブロンキスト。彼は気付きます。自身が役員を務める国際協力NGO CAREが人道援助活動を行っている国や地域と、スターバックスのコーヒー生産地が重なっていることに。
さっそくピーターは、スターバックスの取締役デイブ・オルセンにCAREへの寄付の話をもちかけました。多くのコーヒー生産地を訪ね歩いていたデイブは、コーヒー豆を栽培している農家の生活がいかに貧しく厳しいかを目の当たりにしていました。二人は意気投合し、高品質なコーヒー豆を栽培する農家を援助するというアイディアを膨らませていきます。「高品質なコーヒー豆を栽培する農家を援助することは、地域の経済を支援することにつながり、さらに高品質なコーヒー豆の栽培を奨励することにつながる」と。 1991年、デイブがCAREのアフリカでの活動を視察、スターバックスは正式にCAREの支援を開始しました。
このスピリットは、スターバックスと国際環境NGO コンサベーション・インターナショナル、そして外部審査認証機関のサイエンスサーティフィケーションシステム[Science Certification System]と協力しながら、コーヒー調達に関するガイドライン「C.A.F.E.プラクティス」[Coffee and Farmer Equity Practices (C.A.F.E. Practices)]として発展してきました。適正な価格で仕入れ、生産者の生活を守ること、生産地の地域社会の発展を支援すること、そして生産地の環境を守ること。それは、単なる貢献活動ではなく、いつまでも高品質で美味しいコーヒーを提供し続ける、私たちスターバックスのミッションそのものなのです。
スターバックス コーヒー ジャパンでもケア・インターナショナル ジャパン、コンサベーション・インターナショナル 日本プログラムとの独自のパートナーシップを築き、活動範囲を拡げています。