スターバックス コーヒー ジャパン

コーヒー生産地への支援

コーヒー生産地への支援

コーヒー生産地への支援

高品質なコーヒー豆の持続的な供給を目指して、様々な取り組みを実践しています。コーヒー生産地域のコミュニティでは、経験と専門知識を持つNGOと協力し、環境に配慮しながらも、さまざまな社会開発プログラムを支援しています。また、コーヒー生産者向けの低金利融資の提供や、主なコーヒー生産地にファーマーサポートセンターを設置することによりC.A.F.E.プラクティスをはじめとする倫理的な調達プログラムの持続的な推進をサポートしています。

品質に見合った対価による持続的な買い付け

世界で生産されるコーヒー豆のほとんどが取引市場で売買される相場商品です。価格が常に変動するリスクがあり、相場価格によっては生産者の生活が打撃を受けることさえあります。
スターバックスでは、こうした状況を好ましくないと考え、高品質なコーヒー豆を栽培する生産者に利益が還元されるよう、Cマーケットを介さず、品質に見合った価格でコーヒー豆を購入しています。コーヒー生産者が当社にコーヒー豆を販売することで公平な利益を得、農園の運営を持続することができることを目指しています。

  • 「C」マーケット:アラビカ種のコーヒー豆はニューヨークの「C」マーケットで取引されています。このマーケットは世界中のコーヒー豆の取引価格の参考値として使用されています。

ファーマーサポートセンターの設立

ファーマーサポートセンターの設立

すべてのコーヒーが責任を持って栽培され、倫理的に取引される―このミッションには生産者とそのコミュニティ、環境のすべてに恩恵をもたらしながらコーヒーが生産されるために、スターバックスと生産者が協力することも含まれています。そのために、生産者の生活向上、高品質なコーヒー豆の継続的な供給を目的とし、スターバックスは土壌管理と農作物生産の専門家(アグロノミスト)を集めた技術支援センター「ファーマーサポートセンター」を2004年にラテンアメリカのコスタリカに設立しました。現地の生産者と直に接してコーヒー豆の品質向上に取り組み、多くの生産者と労働者がC.A.F.E.プラクティスの高い基準を遵守したコーヒー豆を生産できるようになりました。同センターは現在、ルワンダや中国の雲南省にも開設し、三大生産地のコーヒー生産者をサポートしています。

低金利の融資へのアクセス

コーヒー生産者の50%が小規模農家であり、すべての生産者が潤沢な資金のもとにコーヒー農園を運営しているわけではありません。収穫前に資金不足に陥ったコーヒー生産者は、しばしば本来よりも低価格で地元のバイヤーと取引してしまうことがあります。
スターバックスは、コーヒー生産者に融資を行う非営利団体のRoot Capital、Verde Ventures Calvert Foundationに対し、2015年までに2,000万米ドルの投資を目指しています。これによりコーヒー農家は低金利の融資を受けることができます。融資を受けることで、コーヒー生産者は品質の高いコーヒーの栽培に専念でき、適切な時期に収穫し、品質に見合った価格で、たいせつに育てたコーヒー豆を販売することが可能になります。
コーヒー生産地域への投資、改善、支援のためにスターバックスが毎年財政支援を行うことが、コーヒー売買契約の中にも盛り込まれています。
2013年は1,190万米ドル、2014年は1,630万米ドルが、コーヒーコミュニティの方々のために役立てられました。

社会開発プロジェクトへの投資

スターバックスはコーヒー農園、組合、加工工場、輸出業者と共に、学校や診療所の設立などコーヒー生産コミュニティのためのプロジェクトを行っています。スターバックスが提供する支援のほかに、コーヒーのサプライチェーンに属する他の関係機関からもスターバックスと同等規模の投資が行われることもしばしばあります。

インドネシアのBLENDプロジェクト

インドネシアのアチェでは、非営利団体のSave the Childrenと協力し、子どもの健康と教育状況を改善して、コーヒー生産者のコミュニティをサポートするBLEND (Better Living, Education, Nutrition and Development) を行っています。2009年からスターバックスは210万米ドルを投資し、べナー メリア県の40以上のコミュニティの子どもやその家族の生活の向上を手助けしています

グアテマラでの教育

2005年からスターバックスは260万米ドルをグアテマラの教育推進のプログラムであるGuatemala Education Initiativeに投資しています。こちらもインドネシア同様に、Save the Children協力のもと、人里離れたコーヒー生産地に暮す子どもたちに教育をもたらしています。スターバックスは、グアテマラのフェフェテナンゴ地域をフォーカスし、2011年から3年間で110万米ドルを投じ、就学前と小学校の教育の底上げを20以上のコミュニティで実現しています。

外部機関による認証コーヒーの購買

スターバックスはフェアトレード認証コーヒーやコンサベーションコーヒーを積極的に購買することで、生産地の環境保全や生産者の経済的支援を推進しています。

国際フェアトレード認証コーヒー

フェアトレードの認証は、民主的に運営され、かつフェアトレード登録リストに登録された小規模のコーヒー生産者の組合や協会に属する生産者のコーヒーだけが取得することができます。社会及び環境基準を満たしながら通常の国際市場価格よりも高めに設定した価格で取引が行われています。
スターバックスとフェアトレードの活動は同じ目標を掲げています。それは、生産者が、彼らのコーヒーに見合った公正な対価を受け取ること、また国際市場へのアクセスを改善することです。
C.A.F.E.プラクティスとフェアトレードのシステムは、両者とも生産者と長期的に安定した関係を構築すること、コミュニティのプロジェクトに追加資金を提供すること、生産者に手ごろな貸付金額を提供することに注力しています。両者の違いは、フェアトレードのコーヒーが協同組合や団体に属している小自作農生産者に焦点を当てている一方で、スターバックスはあらゆる規模のコーヒー生産者の組合、農園、供給チャンネルから調達している点です。
フェアトレード認証には、公正な労働条件、労働組合結成の自由、一定の環境基準など、コーヒー生産者の組合が満たす基準が定められています。フェアトレードとして認証されるコーヒーは、生産者自身が所有し、民主的に営むコーヒー組合として、国際フェアトレード認証を受けなければなりません。世界のコーヒー総生産に占めるフェアトレード認証コーヒーは約4.5%です。スターバックスとフェアトレード認証団体の関係は、トランスフェアUSAと合意をした2000年4月に始まりました。この合意によってスターバックスは国際フェアトレード認証コーヒーを購入、焙煎、販売できるようになりました。今でもスターバックスはトランスフェアUSA、及び国際フェアトレードラベル機構と積極的にかかわっています。スターバックスは世界の24ヵ国において、国際フェアトレード認証ラベル推進組織と提携しています。
米スターバックス社は2013年度のコーヒー購買量を3,340万ポンド(1,500万キロ)に増やし、世界最大の国際フェアトレード認証コーヒーの購買者になりました。
今後も国際フェアトレード認証ラベル推進組織と協力し、主な結果内容と課題を共有すると共に農園レベルにまで透明性を提供し、参画しているフェアトレード生産者組合のビジネス能力の向上と、倫理的かつ持続可能なコーヒー購買への複数のアプローチをサポートします。

コンサベーションコーヒー

シェイド グロウン メキシコ
  • シェイド グロウン メキシコ

コンサベーションコーヒー (シェイドグロウン/日陰栽培) は、生態学的に敏感なコーヒー生産地域において、生物多様性の保護に寄与しています。
これらのコーヒーは独立した外部機関によって、自然環境の保全に貢献し、社会的な責任を果たしながら、生産、販売されているコーヒーとして認証、もしくは評価を受けたものです。
シェイド グロウンは、生物多様性に配慮し、実践する日陰栽培の農法を意味します。
世界のコーヒー生産地では、伝統的に熱帯林の木陰の下でコーヒーを栽培してきました。熱帯林は強い日差しや激しい雨からコーヒーの木を守るだけでなく、土壌の流出を防ぎ、生態系を守るために重要な役割を果たします。日陰栽培農法により、熱帯林が守られ、様々な種類の動植物が生息できる豊かな自然環境が保たれるのです。
近年、熱帯林を伐採してコーヒーの木を栽培する農法が広がり、収穫量は増えましたが、生態系への影響は計り知れません。スターバックスは、国際環境NGO のコンサベーション・インターナショナルとパートナーシップを結び、シェイド グロウン コーヒーの栽培によって、多種多様な動植物が危機にさらされている「生物多様性ホットスポット」と呼ばれる地域の環境保護活動を進めています。また、スターバックスがプレミアム価格で買い付けることで、栽培農家の経済的な自立も支援しています。スターバックスのシェイド グロウン コーヒーは、日陰栽培農法に参加する農家を応援しながら育てられた、熱帯林を広大な緑の森へと蘇生していくコーヒー豆です。