マルチステークホルダー方針

当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。

  1. 1.従業員への還元

    当社は、従業員(以下、パートナー)のエンゲージメント向上や能力開発を行うことを通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。その上で、生み出した利益を原資に、マーケット動向を踏まえた昇給予算を確保し、適切な賃金の引上げを行います。それ以外にも、更なるエンゲージメントや生産性の向上に資するよう、人材投資を中心に積極的に取り組むことを通じて、パートナーへの持続的な還元を目指します。

    具体的には、物価動向や経済情勢に応じて、適切な昇給予算を確保するとともに、パフォーマンスに基づく処遇体系を引き続き進化させていきます。加えて、ワークライフブレンドの実現を目指し、個々のライフステージへの対応力の高い働き方や、チームでパフォーマンスを最大化するスターバックスならではの働き方の確立を進めています。また、パートナーがエンゲージメント高く働き続けるためのトレーニングやパフォーマンスマネジメントの機会を、社員・アルバイトの雇用区分に関わらず、引き続き提供し続けます。

  2. 2.取引先への配慮

    当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。

    これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。

以上

令和5年10月12日

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社

代表取締役 水口 貴文