シングルオリジンコーヒーとは？魅力や楽しみ方、おすすめの豆

シングルオリジンコーヒーとは？

シングルオリジンコーヒーとは、特定の地域または農園で生産されたコーヒー豆だけを使ったコーヒーのこと。たった1つの農園から調達されたコーヒーを示す場合もあります。コーヒーの風味に影響を与える要素として、土壌、気温、標高、降雨量、日射量などがあります。こうした生産地特有の風味を特徴的に伝えてくれるのがシングルオリジンコーヒーです。

一方、複数の産地のコーヒー豆を組み合わせたのがブレンドコーヒーです。ブレンドコーヒーに対して、シングルオリジンコーヒーは生産地特有の風味が際立つように焙煎されていて、より個性的ではっきりとした特徴を持っています。

スターバックスのシングルオリジンコーヒーの魅力

シングルオリジンコーヒーは、抽出時にその生産地を特有の形で表現します。私たちはこれを「テロワール（土地の味）」と呼びます。シングルオリジンコーヒーのテロワールは、わかりやすい場合も複雑な場合もあり、生産地の風味を解き放つのに最善の方法に基づいてローストカテゴリーを開発することで、その味わいを引き立てています。

シングルオリジンコーヒーが焙煎機の中でどう変化するか、それを知るのがスターバックスの熟練したロースターです。ロースターは、品質を管理するチームや商品を開発するチームと協力しながら、ローストで風味を深める無限の可能性の中から最良の方法に絞り、生産地特有の個性を際立たせています。

スターバックスでシングルオリジンコーヒーの豆を購入したら、ぜひパッケージにも注目してみてください。その土地を象徴するような自然や動物たちがデザインされているので、コーヒーを飲みながら、生産地に想いをはせてみてはいかがでしょうか。

シングルオリジンコーヒーの楽しみ方

生産地特有の風味を伝えてくれるシングルオリジンコーヒー。その風味を堪能するために楽しんでほしいのが飲み比べです。

例えば、スターバックスで販売している「コロンビア」は、ラテンアメリカのコロンビアで栽培された、ナッツを思わせる香ばしい味わいが特徴のコーヒー。これに対して、アフリカのケニアで栽培された「ケニア」は、フルーティで鮮やかな味わいが特徴です。飲み比べると、ラテンアメリカとアフリカ、それぞれのコーヒーの味わいの違いがより引き立つはず。

通常のパックは250g入りですが、100g以上であれば量り売りで購入できるので、シングルオリジンを100gで購入して飲み比べるのはいかがでしょうか。
参考：https://www.starbucks.co.jp/hellocoffee/howto/purchase-beans.html

また、スターバックスの店舗では、コーヒープレスを注文して、好きなコーヒー豆を選んで飲むことができます。友人とお店に行ってシングルオリジン2種類のコーヒープレスを注文して比べてみる、という楽しみ方もできそうです。

シングルオリジンのおすすめコーヒー豆

スターバックスで通年販売しているシングルオリジンコーヒーは全5種類。3大生産地、それぞれの風味を味わうことができます。

ラテンアメリカのシングルオリジンコーヒー

火山に囲まれたグアテマラ アンティグア地方の農園で栽培

グアテマラ アンティグア

¥1,540

ココアパウダーややわらかなスパイスの上品な香りが特徴の、洗練された味わいのコーヒーです。

多くの火山が存在する、アンデス山脈の高地で栽培

コロンビア

¥1,440

みずみずしい酸味やほのかなハーブの風味、ナッツを思わせる後味が印象的なコーヒーです。

アフリカのシングルオリジンコーヒー

ケニアの豊かな自然によって生み出された味わい

ケニア

¥1,540

ジューシーな酸味とグレープフルーツやブラックカラントを思わせる風味が特徴の、エキゾチックな味わいのコーヒーです。

コーヒー発祥の地エチオピアで栽培

エチオピア

¥1,540

なめらかな口あたりと、ドライシトラスやスパイスの風味が感じられるコーヒーです。

アジア/太平洋のシングルオリジンコーヒー

自然豊かなインドネシアのスマトラ島で栽培

スマトラ

¥1,540

豊かなハーブや大地を思わせる風味、しっかりとしたコクが特徴の忘れがたい印象のコーヒーです。