2024/03/25

店内アイスビバレッジ用の樹脂製グラス導入から1年
使い捨てカップなど1年で計約482㌧の廃棄物を削減

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社[本社所在地:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口貴文]は、店舗から出る廃棄物削減を目的に、2023年3月末より全国約1,800店舗※1 で順次導入を進めてきた店内アイスビバレッジ用の樹脂製グラスでの提供により、導入から1年で使い捨てカップやリッド(蓋)など約482㌧の廃棄物削減※2 につながったことをお知らせいたします。導入当初は1年で、約100㌧※3 の廃棄物削減を見込んでいましたが、多くのお客様の共感とご協力のもと、目標を大きく上回るポジティブな成果につながりました。

スターバックスは、リソースポジティブカンパニーを目指し、「2030年までにCO2排出量、水使用量、廃棄物量50%削減」のコミットメント実現に向けて、一歩ずつ歩みを進めています。店内アイスビバレッジ用の樹脂製グラスは2023年2月20日(月)から、東京・丸の内、銀座エリア、京都、静岡など約100 店舗で先行導入し、2023年3月27日(月)から順次拡大、現在は全国の約1,800店舗でご提供しています。

これからもお客様のご協力のもと、リユースやリサイクルの促進、サステナブルな素材への変更などを通して、リソースポジティブカンパニーとして目標を達成すべく、歩みを進めてまいります。
※1:全国1,901店舗(2023年12月末時点)のうち、客席のない店舗や収納スペースの少ない店舗など提供できない店舗を除きます。
※2:全国展開した2023年3月~2024年2月末までの樹脂製グラス提供数に基づいて算出。
※3:年間の対象ビバレッジ数に対して、先行導入時の想定リユース率から算出。

■ アイスビバレッジ用樹脂製グラスで、「楽しく」「気軽に」環境アクション

グラス提供により、使い捨てのプラスチックカップやペーパーカップ、リッド(蓋)など、スターバックスの店舗から出る廃棄物削減につながります。さらに使い捨てカップを使用し続けた場合と比較して、水使用量や二酸化炭素(CO2)排出量についても、大きな削減効果が出ています。

また、スターバックスのサイレンロゴを配したシンプルなデザインのグラスは、使い捨てのプラスチックカップに比べて見た目も美しく、豊かな味わいを感じられ、楽しみながら、気軽に参加できるサステナブルなアクションです。フラペチーノ® など、いつものお気に入りの一杯をグラスで楽しむ選択が、未来のための小さくも大きな一歩です。

■ “店長留学”で、リユース向上へ。気づきや学びを自店舗へ還元

スターバックス コーヒー 皇居外苑 和田倉噴水公園店(東京都千代田区)では、リユース率向上などを目的に、近隣の店長の理解を深めるための“店長留学”を2023年12月から不定期で実施しています。皇居外苑 和田倉噴水公園店は、環境に配慮した「グリーナーストア」の国内1号店で、マグカップやグラスの利用割合を示す店内リユース率は、約8割※4。“店長留学”は、丸の内や大手町、銀座エリアの店長が約3時間、皇居外苑 和田倉噴水公園店で、働きながらお客様のニーズや提案方法を学び、知見や経験をパートナー(従業員)同士で共有し、自店舗へ還元していく仕組みです。2024年3月時点で、50人ほどが留学を経験し、今後、さらに対象店舗を広げていきます。留学前後で、店内リユース率が10ポイント以上向上した店舗もあり、パートナーのオーナーシップが生みだしたポジティブな輪が着実に広がり始めています。
※4:店内利用時のマグカップやグラスの利用割合。2023年9月実績で、76.4%。

環境配慮型店舗の国際認証「Greener Stores Framework」を取得した「グリーナーストア」は2023年12月末時点で、国内101店舗が認証を受けています。詳細は、「STARBUCKS STORIES JAPAN」内の記事、いつものスターバックスのお店も「グリーナーストア」へ。地球の未来のためにできること。で、紹介しています。

■ お客様とともに進めるスターバックスのリユースアクション

マイタンブラーを楽しく、気軽に。
「タンブラー部」

タンブラーをもっと楽しく、気軽に、ご利用いただくことを目指す継続プロジェクト「タンブラー部」が2023年5月末からスタート。マイタンブラーご利用のお客様は、タンブラー部員「TUMBLers(タンブラーズ)」として、アプリやWebページで様々なコンテンツをお楽しみいただけます。

借りて・返して・再利用する
カップ循環プログラム

丸の内・大手町・渋谷エリアの店舗で繰り返し使えるカップの循環型プログラムの実証実験を実施。現在、東京都内や愛知県内の39店舗で実施し、さらなるエリアの拡大や快適な使用方法について検証を重ねています。

スターバックスは、これからもコーヒーを育む地球を思い、お客様とともに、楽しみながら気軽に参加できる仕組みづくりや環境負荷低減に貢献できる提案を続けてまいります。