応募した動機 “Let me win. But if I can’t win, let me be brave in the attempt.” 「私たちは精一杯力を出して勝利を目指します。たとえ勝てなくても、がんばる勇気を与えてください。」これはスペシャルオリンピックス宣誓の言葉で、私の心の奥に深く響いて今回ボランティアに応募するきっかけとなった言葉です。この言葉を胸に知的発達障害をもつアスリートたちが野沢温泉村のスノーシューイング競技には世界19カ国162名参加していました。私はスノーシューイングの会場警備のボランティアを通して、様々な国のアスリートたちや大会に参加した全ての人たちと大きな喜びと感動を分かち合い、一生忘れることのできない熱い感動体験を得ることができました。 キラキラの笑顔がくれた力 中でもアスリートたちがレースで走り終わった後、私の元にキラキラのあふれる笑顔で駆け寄って思いっきり抱き合って喜ぶ姿はとても印象的で何度も涙があふれ、私は彼らからたくさんの愛と力をもらいました。世界大会後にSOのスタッフの方から、あるアスリートの方が「私ね、こんなにもたくさんの人たちと一緒にいられたのが一番嬉しかった。」と泣きながら言っていたと聞き、アスリートたちにも私たちの想いが届いて本当の意味であの時あの場所で障害も国籍も関係のない心のバリアフリーが実現できたと感じました。私はこのボランティアに参加することができて本当に幸せです。これからもこのボランティアで得た多くの人たちとの心に響く感動体験とアスリートたちからもらった力を私の地域社会に持ち帰って一人でも多くの人たちに伝えていきたいと思います。