2018/08/30

9月9日はコーヒー生産地を身近に感じながらお気に入りの一杯を味わう一日に
グローバルで4年連続コーヒー豆の倫理的調達99%を達成
コーヒー生産者とのつながりを感じる99キャンペーンを今年も開催

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 〔本社所在地: 東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO): 水口 貴文〕は、スターバックスがグローバルで取り組んでいる持続可能で倫理的なコーヒー豆の購買率99%を2017年度も達成したことを受け、コーヒー生産地とのつながりを感じていただく“99キャンペーン”を全国のスターバックスの店舗で実施いたします。

【スターバックスの倫理的調達】
コーヒー生産者の多くは小規模な農家です。コーヒー豆の価格は市場相場によって大きく変動し、小規模農家はその影響を受けやすい立場にあります。スターバックスはこうした状況を好ましくないと考え、コーヒー生産者が当社にコーヒー豆を販売することで公平な利益を得、持続的に農園の運営ができるよう、2004年に国際環境NGOコンサベーション・インターナショナルとともに作った購買ガイドライン「C.A.F.E.(Coffee And Farmer Equity)プラクティス」を定めました。これは、労働環境の改善、児童労働の規制をはじめ、土壌侵食や汚染防止などの生物多様性の保全に対する取り組みを含めた、包括的かつ測定可能な基準です。そして当ガイドラインでは、以下の3要素をとても大事にしています。

■People(人々)
=コーヒー生産者を最優先に考え、彼らの報酬や手当、医療、住民や移民労働者の子どもたちの教育、生活環境について配慮します

■Planet(地球)
=土壌侵食や森林破壊、水の保全、エネルギー、野生保護、農薬の使用による影響など環境に配慮します

■Product(製品)
=製品は “cup quality” 一杯のコーヒーの質、特に味とコーヒー農家に公正な対価が支払われることが保証されるよう、コーヒー生産国の利益を重視しています

スターバックスは2015年4月、購買するコーヒー豆の99%が倫理的に調達することができたことを発表しました。99%に込められている思いは、常にスターバックスが新しいサプライヤーや、新たに私たちのサポートを必要としているコーヒー生産者に関わっていくという意志を残りの1%に表しています。
また調達ガイドラインの導入だけでなく、コーヒー生産地域のコミュニティにおいて様々なプログラムも行っています。コーヒー生産者向けの低金利融資の提供や、コーヒー生産地にファーマーサポートセンターを設置することで、生産者の生活向上や高品質なコーヒー豆の持続的な供給を目指しサポートしています。また学校や診療所の設立など、コミュニティのためのプロジェクトも行っています。

【99キャンペーン】

スターバックスが持続可能で倫理的な栽培によるコーヒー豆の購買率99%に達したことを受けて、2015年9月9日、全国の店舗でコーヒー生産地とのつながりをお客様に感じていただくことを目的に始めたキャンペーンは、今年で4年目を迎えます。期間中はスターバックスの店舗パートナー(従業員)が、カップに“99”の文字を描いて提供、生産地での取り組みを紹介するミニセミナーの開催、コーヒー生産者とのつながりを感じながらお客様と一緒に乾杯するコーヒーテイスティングなど、スターバックスのコーヒーへの情熱やコーヒー生産者への想いをお客様にお伝えします。また今年は、6月初めにフエゴ火山が噴火し被害のあったグアテマラのコーヒー農家へコーヒーの苗木を提供する支援プログラムを実施いたします。

■9月9日限定“99”スペシャルコーヒーカレッジを開催

99キャンペーンに合わせ、スターバックスのコーヒーへの情熱を伝えるスターバックス コーヒー アンバサダー アジアのメイジャー・コーエンが来日し、スペシャルコーヒーカレッジを開催いたします。彼自身のコーヒーの楽しみ方から、創業以来、生産地との信頼関係を築き、倫理的で持続可能な栽培・調達をしてきたスターバックスの想い、そしてコーヒーの未来をつくる農園の話など、密度の濃い1時間半となります。
※参加者募集はすでに終了しています。

報道関係者の皆様のご取材も可能です。希望される方はメールまたはお電話で広報部までご一報下さい。

【開催概要】
日時:2018年9月9日(日)10:00 - 11:30
場所:スターバックス コーヒー アークヒルズ店

スターバックスは、コーヒーに関わるすべての人々が豊かになるよう、これからも引き続き倫理的調達に取り組んでいきます。