Topics(2014/12/26)

2014/12/26

視覚障害者のための専門図書館である日本点字図書館の一般開放イベント「点字図書館オープンオフィス」に今年も参加しました


外観が特徴的な日本点字図書館

視覚障害者の読書と文化活動を支える拠点として70年以上の歴史を持つ日本点字図書館(東京都新宿区)で、11月15日、16日に開催された一般開放イベント「点字図書館オープンオフィス」に、昨年に引き続き近隣の高田馬場早稲田通り店、西武高田馬場店のパートナーが参加し、ご来場の皆さまにコーヒーをお楽しみいただきました。

日本点字図書館は、書籍や雑誌の内容を耳で聴いてご理解いただけるように一冊一冊朗読してその音声を収録したオーディオブックや点字図書の製作や貸し出しをはじめ、目の不自由な方をサポートするさまざまな活動を行う日本最大の専門図書館です。「点字図書館オープンオフィス」は、利用者や支援者の方々だけでなく、近隣住民の皆さんに日本点字図書館の活動を紹介し、その使命や役割を知っていただく機会として昨年に続き開催されました。


日本点字図書館の天野館長と
参加したパートナー(従業員)

会場では、点字製作や録音図書の朗読体験、視覚障害者の日常を疑似体験するコーナーなどさまざまなプログラムが用意され、来場された1,000名を超える方々が楽しまれました。スターバックスはコーヒーを提供し、ゆっくりとカフェの雰囲気をお楽しみいただきました。

今回参加した高田馬場早稲田通り店には日頃から視覚障害者のお客様が来店されることも多く、定期的に視覚障害者の方にコーヒーの楽しみ方をご紹介するテイスティングパーティーなどを開催しています。また、スターバックスでは、2008年より、お客さまが読み終えられた本を店頭で集め、専門家の査定を経た評価額を日本点字図書館に寄附する「ブック フォー トゥー (Book For Two)」プログラムを実施しています。

日本点字図書館 点字図書館オープンオフィスについて
https://www.nittento.or.jp/news/open_office2014_report.html