2002/08/16

全国のスターバックス コーヒー店における生産地貢献コーヒー
「フェアトレード(公平貿易)コーヒー」の販売開始について




フェアトレードコーヒースターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役兼最高経営責任者[CEO]:角田雄二)は、トランスフェア ジャパン(NGO)とライセンス契約を締結し、今秋、10月9日より全国のスターバックス コーヒー店において、フェアトレード(公平貿易)認証コーヒーを販売することとなりましたので、ここにお知らせいたします。

フェアトレードコーヒーは米国スターバックスの店舗では2000年10月より販売しており、このたびの契約は、スターバックス コーヒー社がフェアトレードコーヒーを世界規模で販売する取組みの一貫として、スターバックス コーヒー ジャパンとトランスフェア ジャパン http://www.transfair-jp.com/ が合意したものです。日本のスターバックス コーヒー各店での販売は米国、英国、カナダ、ドイツのスターバックスに次いで、スターバックスでは5カ国目の取組みになります。

フェアトレードコーヒーを買い付けることによって、スターバックス コーヒーは、コーヒー生産者の収穫に対して最低購入価格を保証し、コーヒー生産地の生産者の自立と生活向上を支援して参ります。今秋、スターバックス コーヒー ジャパンで販売するフェアトレードコーヒーは、コーヒー生産者組合より買付けをしたブレンドコーヒーで、フェアトレードラベル運動の国際ネットワーク組織FLO(Fairtrade Labeling Organizations International)とその日本支部トランスフェア ジャパンよりフェアトレードの認証を受け、「トランスフェアラベル」をパッケージに表記して販売されます。まろやかな風味で軽いコクのある南米産フェアトレードコーヒーのブレンドです。


「Commitment to Origins コーヒー生産地への貢献」について

スターバックス コーヒー社は、地域社会や環境保護に積極的に貢献することをそのミッション宣言に謳っており、「Commitment to Origins コーヒー生産地への貢献」というコンセプトに準じて、コーヒー生産地が将来にわたって成長するために、コーヒー豆の買付け及び販売に関して以下の3つの取組みを実施しています。また、このコンセプトに順ずるコーヒー豆は新しく導入したライト・ブラウンのパッケージにて提供します。

1. 経済的貢献: フェアトレードなど、認証発行により価格を保証する第三者機関を通じてのプレミアム価格での買付け及び、長期にわたる直接契約のもと生産者と直接合意した価格による買付け
2. 環境的貢献: 環境に配慮したコーヒー栽培を遂行するコーヒー生産者への支援による
3. 社会的貢献: 長期的視野にたったインフラ投資を行うことで、生産者の生活向上に配慮する

スターバックス コーヒー ジャパンでは、様々なコーヒー生産地貢献コーヒーを販売することにより、日々お客様に高品質のおいしいコーヒーを提供する企業として、コーヒー生産地の人々が将来にわたって成長するために、コーヒーが育つ地域と栽培する人々の生活や環境問題の支援に今後も引き続き取り組んで参ります。


■「Commitment to Origins コーヒー生産地への貢献」
     コーヒーの販売実績と今後の予定

販売実績/予定 コーヒー豆の商品名 特 徴
 2002年7月1日  シェイド グロウン メキシコ  生物多様性に配慮した日陰栽培コーヒー
 2002年9月4日  パナマ サンベニート  スターバックス コーヒー ジャパン限定販売。この商品の販売による収益の主要部分は生産者の子供たちの経済的自立を可能にするための職業訓練校支援に使われています。
 2002年10月9日  パナマ ラ フロレンティーナ  長期に及ぶ直接買付け契約
 2002年10月9日  フェアトレード コーヒー  公平貿易の基準を満たしたコーヒー



 商品:  フェアトレード コーヒー
 販売開始:  2002年10月9日(水)より新定番商品
 ※コーヒー専門店のスターバックス ホールビーンストア小田急ハルク店では、9月25日(水)より先行販売を行います。
 価格:  1/2lb(226g) ¥1,150
 100g ¥510、200g ¥1,020、500g ¥2,420
 ※すべて税別
 取扱店舗:  日本国内のスターバックス コーヒー店
 ※但し、テイクアウト専門店のTo Goスタイル店舗を除く