ディストリクトマネージャーのインタビュー

営業本部
ディストリクトマネージャー
※所属部署・職位はインタビュー当時のものです。
T.Suzuki

誰かにとっての居場所。
その裏側を支える人になりたい。

2002年入社。ストアマネージャー(以下SM)として店舗改修や新店舗立ち上げを数多く経験する中でディストリクトマネージャー(以下DM)を目指す。2016年にDMとして初めて担当地区を持ち、新たな挑戦を続けている。

THEME 01 スターバックスで働くことを目指した理由 誰かにとっての、
居心地が良い空間をつくりたい

スターバックスを知ったのは就職情報サイトでした。空間づくりの仕事をしたいと考えていた中「サードプレイス」という言葉に惹かれ、友人と一緒に初めてスターバックスへ行ったときのことをよく覚えています。友達が来たかのように迎え入れてくれる空気感、そして店内にいる人々の笑顔に衝撃を受けました。父の仕事でさまざまな土地を転々としていた経験もあり、コミュニティをつくることには慣れていましたが、自分だけになれる時間や場所が必要だと感じていましたし、世の中の人も同じはずだと考えていました。その心地よさがスターバックスにあり、私が描く居場所づくりができると確信しました。入社してからは、ポジティブな雰囲気は働いているパートナーから生まれるものだと気付き、一つひとつ答え合わせのような感覚でした。同時に、店舗で働くパートナーたちが働きやすい環境をつくったり、日々の売り上げと向き合ったりと、自分のキャパシティや視野を広げる必要を強く感じました。お客様においしいコーヒーを届けるだけではない。店舗が店舗として存在するのための努力を大切にするようになっていきました。
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THEME 02 スターバックスで働くことの意義とは お客様に愛され続ける店舗であるために

DMは、さまざまな店舗から成る地区を統括し、各店舗がお客様に喜んでいただける瞬間を生み出せるようにコンサルテーションをしています。以前、先のキャリアに悩んだとき、「あなたのやりたいことって、DMに近いのでは?」というアドバイスを先輩からいただきました。そのとき、SMを担当した店舗で、利益効率のよい構造を提案したことがきっかけで店舗を閉店せずに営業を継続できるようにした経験を思い出しました。
学んだのは、店舗がその場所にあり続けるのは奇跡だということ。DMとして一つでも多くの店舗に関わることが、きっとお客様に良い体験をしてもらうことにつながる。そのように考えるようになり、DMを目指すことを決意しました。
お客様にとって居心地のよいお店を作る。そのために努力を重ねるSMやパートナーに、自分の経験を生かしたサポートをする。自分自身がハブとなることで、多くの店舗に新しい可能性が生まれ、ビジネスチャンスを掴む機会を提供できる。これがスターバックスで働く意義だと考えています。

THEME 03 やりがいと苦労 想いを共有し合うことで、
乗り越えることができる

近年、デリバリーなどお客様と触れ合うチャネルが多様化し、嬉しく感じると同時に、店舗運営にも変化が必要だと感じています。DMとしては店舗をサポートすることが本業。しかし、その情報量や、店舗に適した優先順位には気を配らなければいけません。キャパオーバーになれば、パートナーのモチベーションは低下し、良いサービスが提供できなくなり、お客様にもご迷惑をかけてしまいます。DMの難しさを感じる点ですが、重要なのは店舗のパートナーとのコミュニケーションです。ある担当店舗で、毎年の一大プロモーションとデリバリーチャネルの開拓プロジェクトの時期が重なりました。パートナーからはネガティブな反応もありましたが、コロナ禍においてお客様のためにも成功させたいプロジェクトです。ポイントとなったのは、その店舗に欠かせないアルバイトのベテランパートナーに相談したことです。実現したい想いに共感してくれただけでなく、店舗のパートナーにどう伝えれば良いかをアルバイトパートナーの目線で考えてくれました。その結果、パートナーに目指したいことが伝わり、店舗のパートナーが自主的に協力してくれるように。無事にどちらも成功することができ、SMからも「大成功です」とメールが来たときは嬉しかったですね。
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THEME 04 これからの目標 ひとつでも多くの店舗に成功体験を

私の目標は、スターバックスを通して居場所づくりをすること。「サードプレイス」という言葉に惹かれたときから、これだけはずっと変わりません。どの店舗にも多様性にあふれるパートナーが集まり、素敵なお客様が訪れます。その全員を笑顔にすることは、居場所づくりには必要不可欠で、何よりDMである私の役目だと考えています。DMとして、店舗に寄り添いながらも客観的な視点を持ち、広い視野で物事を見ることが少しずつできるようになってきました。しかし、店舗を大きく成長させるような成功体験はまだまだ少ないです。どの店舗にも、どのパートナーにも、何かを乗り越える楽しさややりがいを感じてもらいたい。誰かを輝かせるコンサルテーションができるようになる。私が目指す姿はそこにあります。その先にお客様の笑顔とパートナーたちの成長があると信じています。

V I S I O N Suzukiが目指す「居場所のその先」

居場所づくりをもっと具体化していくと、自分が暮らす地域のなかでの居場所として、地域社会への貢献は一つのテーマになります。スターバックスは日本でビジネスを展開する上で、日本の文化に馴染むことを目指してきました。馴染むということは、店舗と地域のお客様が信頼関係で結ばれているということ。日本や地域が直面している課題に対して、一緒に立ち向かったり、一緒に解決したりできることにパートナーも気付き始めています。例えば、住宅街にあるようなスターバックスでは、「子どもたちの遊ぶ場所が少なく、つながりも生まれにくい」という課題があります。実際に、行政から子どもカフェ開催の提案を受けたこともあります。いつかは実現したいですし、ほかにもできる施策は無限にあるはずです。店舗で一人ひとりのお客様とつながっていくことで、その先の地域や社会へ良い影響が広がり、店舗内を飛び出した地域の活性化としてつながりや居場所を生み出すことができる。スターバックスが持つ可能性を信じ、これからもそのために自分ができることに真摯に向き合っていきたいと思います。
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楽しみにしています!
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